COLUMN | 空き家バンク
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空き家バンクは、自治体などが空き家の情報を集めて公開し、買いたい人や借りたい人とつなぐ仕組みです。
ただし、自治体が買い手を見つけて売ってくれる制度ではありません。国土交通省の資料に載っている要綱の例では、交渉や契約に自治体は関わらず、自治体と協定を結んだ不動産業界の団体の会員で、登録した不動産会社(宅地建物取引業者)が関わる形になっています。また、市によっては空き家バンクそのものがありません。大東市とその周辺でも、市ごとに事情が分かれています。
このページでは、空き家バンクの仕組みと、北河内の各市の状況、向いている人と向いていない人を整理します。
空き家バンクでは、所有者が自治体に物件の情報を登録し、自治体のサイトなどで公開されます。購入や賃貸を希望する人は、その情報を見て申し込みます。
国土交通省がまとめた資料には、自治体の空き家バンクの要綱の例として、宮城県石巻市の要綱が載っています。そこでは、市は「交渉、媒介契約等には関与しない」とされ、市と協定を結んだ業界団体(宮城県宅地建物取引業協会と全日本不動産協会宮城県本部)の会員で、空き家バンク事業者として登録した宅地建物取引業者が、登録された空き家の売買や賃貸の媒介を行う形になっています。
つまり空き家バンクは「情報を載せて見つけてもらう場」であり、実際の話し合いや契約は、通常の不動産の取引と同じように進みます。
各自治体の情報をまとめて探せる「全国版空き家・空き地バンク」もあります。国が公募で選んだ民間の事業者が運営し、平成30年(2018年)4月から本格的な運用が始まりました。
国土交通省の発表によると、平成30年3月末の時点で全国の492の自治体が参加していました。参加自治体へのアンケート(361自治体が回答)では、試行運用の期間中に142件(売買101件・賃貸41件)が成約しています。数字は開始当時のものです。
私たちの拠点の周りでは、市ごとに次のようになっていました(2026年9月に各市の公式サイトで確認)。
制度の有無や中身は変わることがあります。登録を考えるときは、物件のある市の窓口で最新の状況を確かめてください。
自治体が関わる公的な仕組みなので、情報を見る側にとって一定の安心感があります。移住や二拠点生活を考えている人など、地域の住まいを探している層に情報が届きやすいのも特徴です。
登録に費用がかからない自治体もあり、まず情報を出してみるという使い方ができます。地域によっては、リフォームの補助や移住の支援とあわせて案内されていることもあります。
空き家バンクは情報を載せる場なので、買い手や借り手が見つかるまでの期間は読めません。条件のよい地域や物件でなければ、しばらく反応がないこともあります。寝屋川市のように、制度があっても登録物件がない状態の市もあります。
傷みが大きい家や荷物が残っている家は、登録の前に片付けや修繕を求められることがあります。見つかった後の交渉や契約は通常の取引と同じなので、内見への対応や条件の調整も必要です。そのあいだも、管理の負担や、原則として固定資産税の負担は続きます。
向いているのは、次のような場合です。
一方、傷みが大きい、荷物が残っている、遠方で内見の対応ができない、早く区切りをつけたいという場合は、別の方法も比べておくと安心です。売れるまで、あるいは借り手が見つかるまで時間がかかりそうで、その間の見回りが難しいときは、管理を人に頼んで待つこともできます(空き家の管理代行について・大東市・門真市・四條畷市・寝屋川市・東大阪市)。
買取であれば、買い手を探す期間がなく、内見や条件の交渉を自分で行う必要もありません。片付けや修繕を済ませてから登録する、という手順も要りません。
私たちアキヤムスブは、大東市を拠点に、北河内の7市と東大阪市で、傷んでいても荷物が残っていても、そのままの状態で空き家の買取を検討しています。売り方の選び方は「大阪で空き家を売りたい方へ」でも整理しています。ご相談・査定は無料です。